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建物構造についてのメリットとデメリットLAKIA不動産京橋店

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公開日:2025/05/03


不動産購入・賃貸の際、建物構造は長期的な住み心地やランニングコスト、安全性に大きく関わる重要ポイントです。ここでは代表的な構造をピックアップし、それぞれの長所・短所をわかりやすくまとめました。理想の住まい選びにお役立てください。

主な建物構造について

1. 木造(W造)

2. 鉄骨造(S造)

3. 鉄筋コンクリート造(RC造)

4. 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

5. 軽量鉄骨造

建物構造についてのメリットとデメリット

木造住宅(W造)

メリット

・建築コストが低い為、安価な賃料で提供できる。  

・建築期間が短く、建築費用が安い。

・木の調湿性・断熱性により冬暖かく、夏涼しい 。

・構造的にリフォームや間取り変更がしやすい。

デメリット 

・共同住宅の場合は振動が響きやすい。

・火災やシロアリなどのリスク管理が必要  。

・構造躯体の耐久性はコンクリート系に劣り、30~50年程度が目安  。

・大きな地震では揺れやすい場合がある  。

・定期的な防腐や防蟻メンテナンス費用がかかる。

軽量鉄骨造(S造・軽量)

メリット

・共同住宅の場合は、木造より振動が響きにくく安価な賃料で提供できる。(ディールームやシャーメゾンなど大手ハウスメーカーではよく利用されます。)

・木造より剛性が高く、耐震性・耐風性に優れる。  

・柱・梁が細いため同じ床面積でも室内が広々感じられる。 

・比較的安価で工期も短め 。

・シンプルな構造なのでメンテナンス設計がしやすい 。

デメリット

・結露しやすく、断熱・防露対策が必要。

・防音性能はRC造に比べ劣る。

・熱伝導率が高いため、冷暖房効率を上げる工夫が必須。  

・70年程度で主要部の補修や更新を検討。

鉄筋コンクリート造(RC造)

メリット

・耐震・耐火性が非常に高く、火災・地震に強い。  

・優れた遮音性・断熱性で快適な室温・静音環境を確保。  

・躯体の耐久年数は50年以上が一般的で、長期的コストを抑制。  

・高層・大規模建築にも幅広く採用される信頼構造。

デメリット

・建築コストが上がる為、賃料設定が高くなりやすい。(木造比で20~30%増)

・施工期間が長く、着工から引き渡しまで時間を要す。

・躯体が重いため地盤改良や基礎工事費用がかさむ場合がある。  

・間取りの変更や増改築が難しく、リフォーム工事が高額になりやすい。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

メリット

 ・RC造以上の耐震・耐火性能を発揮。

 ・大スパン・大荷重の空間設計が可能で、商業施設や高層棟に最適。  

 ・遮音・断熱性も非常に優秀。  

 ・長寿命でメンテナンスサイクルが長期 。

デメリット

・構造躯体がさらに重く、基礎工事や柱・梁が太い。  

・建築コスト・工期ともに最高水準。

・個人住宅ではオーバースペックになりがち。 

その他構造・最新技術

・ツーバイフォー(枠組壁工法):気密性・断熱性に優れ、工期短い。  

・プレキャストコンクリート(PCa):高精度・短工期だが輸送費がかさむ。  

・免震・制震構造:地震の揺れを低減し、建物・家具へのダメージを最小化。

まとめ

建物構造は「価格」「耐震性」「耐久性」「断熱・遮音性」「将来のリフォーム性」のバランスで選ぶことが大切です。  

お客様のご予算やライフスタイル、立地条件に合わせ、信頼できる不動産会社・建築士とじっくり相談しながら最適な構造をお選びください。  

安心・快適な住まいづくりを、私たちがお手伝いいたします。

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